社員インタビュー

インタビュー 01

創業メンバー
(4年+再入社1年目)
木崎 勝広(きざき かつひろ)
前職:事業承継型案件を専門とするM&Aアドバイザリーファーム
趣味:少年野球の応援

木崎さんは、代表とともにハヤテグループを立ち上げた創業メンバーとお聞きしております。約10年の時を経て、ハヤテに戻る決断をされた背景を教えて頂けますか。
ハヤテの設立に携わった創業メンバーの一人として、2005年の法人立上げ、そして2006年の金融事業の立上げから2009年終わりまで約4年にわたり投資先企業を選定するアナリスト業務を務めつつ、会社全体にかかる経理会計や総務など様々な業務を担いました。今振り返ればアナリストとしての基礎はもちろんのこと、事業の実務経験も散りばめられており、幅広い成長が出来た素晴らしい時間だったと思います。
創業当時は社員は数名しかいませんので、明確な分業体制は存在しませんでした。市場が空いている時間は市場と企業調査に集中し、市場が閉まれば自社の会計帳簿をつけたり、総務業務を進める。投資先企業の1億円単位の売上や利益の分析をしたかと思えば、手元では1,000円のコピー用紙を発注する、そんな毎日を楽しみつつ、臨機応変に対応していました。振り返ると、アナリストとしての分析経験と、ビジネスパーソンとしての実務経験をミックスしうるというハヤテでの濃密な時間が、今の自分が重んじている「本源的な価値を探る」あるいは「本質的な問いにより問題解決を図る」姿勢を育んでくれたように感じます。
そのような経験を経て、当時まだ20代後半だった私は、もっと事業に触れてみたいという思いからいったんハヤテを去る決断をしました。しかしそれ以降も、定期的に代表とはお会いさせて頂いておりました。いつも私の心の奥深くでは、ハヤテは「自分を育ててくれた場」でありましたし、代表は「いつかまた一緒に大きなチャレンジをしたい」と思えるようなもっとも尊敬・信頼できる先輩であり、メンターでした。退職した後も、折に触れ相談に乗って頂き、見守って頂いたその姿勢と時間には感謝しかありません。
そこから10年にわたり外の世界を見たうえで、新しい挑戦を探していた私に対して「昔とは事業のステージが格段に変わりつつある。もう一度一緒に戦ってもらえないか?」とお誘いを頂きました。新オフィスのお披露目会にも呼んで頂き、社員の皆さんにもお会いして、「今も変わらずワイワイと活気ある空気がそこにある」ことを感じ、ハヤテに戻る決断をしました。厳しくも温かい、変わらぬハヤテが今も自分を受け入れてくれることを嬉しく思います。
会社をゼロから創り上げながら、並行してコア事業を支えるアナリスト業務をこなす、スーパーマルチプレイヤーだったと代表からお聞きしました。当時は、数名の会社から、現在約15名まで増員したわけですが、もう少し具体的に、木崎さんがお感じになった「チームとしての進化」についてお話頂けますか。
チーム体制の充実ぶりと各機能強化には目を見張るものがあります。例えば、創業から数年は、アナリスト各人が個々に投資先企業へアポイントメント依頼の架電を行い、決算発表日の確認や対象企業のスクリーニングをしていたため、貴重な調査のリソースが分散してしまいがちでした。今では、アナリスト業務をサポートしてくれるチームがあり、部署内で各人が役割を分かち合いながら、アナリストがより投資先企業の分析業務に集中できる体制が構築できています。当時の苦労を振り返ると、格段に投資成果の上がりやすいチームが出来ていることを感じます。
一方で、全く変わらないこともあります。それは、投資における「ぶれない哲学」と「顧客のために最善を尽くす徹頭徹尾のプロフェッショナリズム」です。10年の時を経て、あらためてその徹底ぶりと不変ぶりには驚かされています。
木崎さんは、これから更なる成長を目指すハヤテで、どのようなミッションを担っていかれるのですか?
木崎 勝広
まずは、企業としての堅牢性を更に高めるべく、日々の会社業務に始まり、調査活動、採用、教育、人事考課、リーガル・コンプライアンス、ファンド・ストラクチャリング、それらシステム開発企画に至るまで、強固なオペレーション基盤を構築していくことです。
その延長線上に、ハヤテの企業文化、その価値観に基づく行動パターンや思考法等を可視化し、仕組み化することを考えてます。10年以上存続しているだけでも奇跡といえるほど競争の激しいこの業界で、確実なトラックレコードを残してきたハヤテという会社。それを可能たらしめてきたハヤテのDNAは、確実に暗黙知として存在します。それを顕在化させ、仕組みに落とすことで、ハヤテのオペレーション基盤を強化し、更にその「文化」を浸透させることで、他社との圧倒的な差別化につなげていきたいと考えています。
また、そのミッションの中で「限界を決めず、何にでも挑戦するロールモデル」を目指したいとも思います。社員が「失敗を恐れてチャレンジしない」「これは自分の仕事ではない」という線引きをし始めると、会社の成長はストップします。小規模の組織であれば、なおさらです。
経験上、そのような姿勢こそが一番自分を成長させるということが分かれば、苦労は苦労でなくなり、挑戦を楽しむことができます。また、総務業務の経験もあればアナリスト経験もあるので、それぞれの苦しみや悩みもよく分かります。各部門の困りごとを一緒に改善・解決しながら、創業から脈々と続く競争力の源泉としての企業文化をより明確にして、伝播ひいては継承させていくのも私のミッションの一つであると思っています。
木崎さんは、ハヤテの将来像をどのように描いていらっしゃいますか?
ハヤテの金融事業には、深い哲学・固有の方法論が存在しています。それを内部で大切に育みつつ、深堀りをしていきます。更に、仕組み化することで金融事業を強固にしていきます。並行して、7SIGMAプロジェクトなど外部の’知’を取り込みながらそれを顕在知化して、ゆくゆくはその知見自体をプロダクト等のかたちで世に出していきたいと思います。
10年以上にわたる投資リターンとそのノウハウはハヤテの財産ですが、それを通じて蓄積してきた投資意思決定にかかる膨大なデータもまたハヤテの大きな財産です。前者を金融事業で大切に継続しつつ、後者をテクノロジーを用いて社会還元可能なかたちにするという方向性に共感しました。その成果は金融事業におけるリターンや安定性を強化しつつ、一方で、それは金融の世界にとどまることなく「意思決定」というより大きな領域に応用・発展可能性があるなど、自分が不在の間に、相変わらず面白い発想をするものだとワクワクしています。
私自身は、そのような壮大なビジョンを描きつつも、日常業務の大切さと仕組み化を忘れず、「鳥の目・虫の目・魚の目」のいずれの視点も失う事なく会社を強くして、お客様に貢献していきたいと思います。
【代表からのコメント】
木崎さんは創業時の苦労と喜びを知る貴重な人材です。そして当社はいま第二創業期にあります。つまりゼロをイチにする覚悟があらためて求められるタイミングにおいて、再度人生が交差することを嬉しく思います。また、市場は厳しく辛いことが多いですが、わざわざそこに戻ってきてくれたということそれだけで、ハヤテを続けてきてよかったと報われる想いです。これからも出会いがあれば別れもあると思います。未来は誰にも分かりません。しかし、この道を歩み続けたいと思います。木崎さん、ありがとう。